研究室のソリューションAcademic Cafe

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アカデミックカフェについて > here

プロジェクトスタート物語

こんにちは。
本プロジェクトの責任者の亀田です。

関西大学総合情報学部で、情報学の博士号を取得し、
(専門は、進化的計算手法の工学的応用です)

その後、(株)北摂情報学研究所を立ち上げ、
Webマーケティングを「組織の規模に関わらず実現」できるための
システムの開発、販売をしています。

今回、このプロジェクトを立ち上げた理由は、
「研究に恩返しがしたい」という思いと、

  • もっと、多くの人が「研究の恩恵」を享受できるようにする

という目的があります。


デジタルディバイド in 研究室

私が所属していた研究室では、
私が率先して、便利なWebサービスやシステムを導入し、
IT化をしてきました。

例えば、

  • ブログのようなホームページ作成システムを使って、その場で編集、更新、複数人で分担更新
  • 研究プロジェクト専用のWebサイトを立ち上げ、企業から問い合わせをもらう
  • 研究メンバー専用サイトを使って、論文、参考文献(PDF形式にスキャンしたもの)を共有
  • 学生向けのプログラミングの教材や、資料を作成して共有
  • バックアップを自動化して、操作ミスによるデータ紛失を減らす
  • メーリングリストを使って、連絡の効率化
  • Webを利用して、同窓会の案内、募集を効率化(100人近くに連絡することが簡単です)
    などなど

ところが、研究室によっては、もう五年前からホームページを更新していないページや、忙しい、難しいという理由で、「何の研究をやっているか分からない」ようなホームページが沢山あります。

これは、非常にもったいないことだと思っています。


専門的な知識を求める人々

現在、インターネットでは様々な情報、知識が簡単に検索できます。
しかしながら、それはあくまで、「導入部分の情報」でしかありません。

実際に、成果に繋げられるような知識は、経験を伴うものだと思っています。
つまり、研究という経験を通して得られた「専門知識」が、いっそう価値があります。

例えば、シンセサイザー(様々な楽器の音を作って演奏できる機械)が登場したとき、
多くの演奏家達の職業を奪うと言われていましたが、

「簡単に音を出せるからこそ」
「本物の音との違い、良さを多くの人が知る」

ことに繋がり、よりいっそう、演奏家の技術の高さ、クオリティーが認識されるようになりました。

これは、人工知能の分野でも同じことがありました。
専門家の持っている知識をルール化すれば、例えば「医療診断システム」が作れると考えられ(プロダクションシステム)、研究が行われました。

ところが、研究を進める中で分かったことが、
「言語化できないところに、重要な判断基準がある」ということです。
つまり、「経験によって得られた、表現できない知識」があり、
(暗黙知と呼ぶ哲学者もいます)
この知の重要性を改めて認識するに至りました。

つまり、「情報、知識が簡単に検索できるからこそ」
「研究を通して得られた、暗黙知に近い『知』を求める人」が、
増えてくると考えています。

既に、こういった情報を得ようと探している企業も多くいます。
(彼らは、「もっと知りたい」という欲ですが、構造は、上のようになります)
実際、私が所属していた研究プロジェクトのホームページを見て、
企業の研修に使いたいということで、勉強会を開くことに、繋がりました。


まずは、情報発信

以上のようなことを考え、
「より多くの研究室、研究者に情報発信してほしい」と思っています。

それが、「研究から得られた成果」を多くの人が享受できる世界を作る第一歩です。
研究から得られた成果とは、「単に目に見える技術、知識」ではなく、
経験によって得られた「ものの見方、暗黙知、全体性、関連性」を含みます。

これらを得るきっかけを作るには、
情報発信が不可欠です。

そのために、このプロジェクトでは「ホームページ作成システム」と「領域」と「使い方」を無料で提供しています。


情報発信の時間を作るために

さらに、情報発信をするための時間を作るためにも、
できるところは、ITによって効率化することが必要です。

そこで、「小さな努力で、大きな効果」を得られるIT活用術も提供しています。
私が所属していた研究室で使っているノウハウを公開しています。

どれも、お金が掛からない方法ですし、
学生の勉強にもなる方法です。


ゴールは、「アカデミック・カフェ」

いつできるか、参加者がどれぐらい集まるかは、未定ですが、

・研究者による
・研究者のための
・ワールド・カフェ方式の研究交流会

をやりたいと思っています。

このプロジェクトは、私の知人の研究者や、
お世話になっている先生達に、お願いをして、
口コミで広げていく予定です。

様々な分野の研究者に集ってもらい、
最終的には、「垣根を取り払った研究交流会」をやります。

「学際的な研究」と銘打っていても、
内情は、単に違う分野の人があつまって、
違う研究をして、すりあわせているだけとういことは、
よくあります。

そうではなく、「情熱的な異分野交流」を実現したいと、
常々思っていました。

このプロジェクトのゴールは、
「この交流会を定期的に開催」し、
その中から、新しい研究のタネを作り出すことです。

そして、更に異分野の研究者が、
共通して持つ、ものの考え方、見方、アプローチを
明確化して、いずれは、一般の人に

「研究からのギフト」

を提供できるようにしたいと、
考えています。

・・・

なんだか、話が大きくなりすぎましたが、
単なる「情報シェアサイト」ではなく、

ここをステップに、「研究のタネを育てる場所」にしたいと
思っています。