Laboratory of biophysics and biochemistry, Department of Chemistry, Graduate School of Science and Engineering, Tokyo Metropolitan University

研究概要

研究概要

染色体機能に関する研究(廣田グループ)

遺伝情報物質DNAは染色体中に「クロマチン」という形でコンパクトに格納されています。DNAとの相互作用を必要とする化学反応(転写や複製、修復など)の際には、クロマチンは反応因子が接近する障害となり、反応時にはクロマチンをオープンにする仕掛けが存在します。

生物化学研究室では、「クロマチン」が果たす様々な役割や制御の仕組みについて研究を行っています。また、染色体の安定維持機構に焦点を当て、クロマチンの制御メカニズムとDNAの損傷を修復する機構の関係を探っています。

生物化学研究室では、分裂酵母ニワトリBリンパ球DT40細胞を用いた分子生物学や、精製タンパク質と化学物質や合成人工DNAを用いた生化学を学ぶことが出来ます。

主要なテーマは以下のようです。
)ノンコーディングRNA転写が引き起こすクロマチン再編成機構 (ニュース記事はこちら
)DNA修復や組換えを誘導するときのクロマチン再編成の機構
)染色体維持に関わる複製メカニズムの研究
)SILAC(質量分析)を用いた、ユビキトームやアセチローム解析
)遺伝毒性物質検査法の作製や、抗がん剤の探索などの応用研究

質量分析法に関する研究(田岡グループ)

遺伝子解析の技術が進歩して、ヒトをはじめとする生物の設計図といえる「ゲノム」に暗号化された情報の全貌が次々に明らかにされています。この情報をもとにして、例えばヒトが一生を過ごすためのタンパク質は約21,000種類であることがわかりました。では、ヒトが営む生命活動の瞬間には、これらの中のどのタンパク質が、どのように働いているのでしょうか?この問いについての情報を集積することで、生命の仕組みを明らかにするための挑戦が世界中で始まっています。遺伝子の集合をゲノムと呼ぶように、脳や肝臓の細胞で実際に働いているタンパク質の集合を「プロテオーム」と呼びますが、生物化学研究室ではプロテオームの全体像と相互作用のネットワークをゲノム情報と最新の質量分析法を組み合わせて総合的に解析できる最先端技術を開発しています。さらに最近では、この技術開発の経験をもとにして、さまざまな細胞や細胞内装置に含まれる機能性RNAの実態を直接解析できる質量分析法の開発にも挑戦しています。こうした技術を利用した生命科学研究によって、生命の仕組みとその異常を、タンパク質やRNAを中心とした「分子の言葉」で理解するとともに、これらの分子を標的とした新しい医療技術を提供することを研究の目標としています。

研究の詳細や業績はこちらのHPへ

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